HEALTH スキンケア

無印良品の「化粧水」と「導入化粧水」は何が違うのだろうか

先日、銀座にある”MUJIHOTEL”に宿泊しまして

 

その時の宿泊プランが”スキンケアプラン”ということで、チェックイン時にスキンケア用品をいただきました。

 

中身はというと、

 

「導入化粧水」「クリアケア化粧水」「クリアケア乳液」の50mlボトルがそれぞれ1本ずつ。

 

これらのスキンケア用品は購入すると¥1,170+税。

 

宿代¥7,000/人のプランに¥1,000以上の商品が付いてくるなんて、、、

 

※MUJIHOTELのホテルレビューはコチラ。

【MUJIHOTEL】typeA室の設備・アメニティ・料金・料理を徹底解説。【動画あり】

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MUJIHOTELのホスピタリティの高さに感動するのも束の間、ある疑問がわたしの脳内を覆いつくしました。

 

 

 

 

「導入化粧水ってなに?」

 

、、、導入化粧水ってなんなんですか。

 

当たり前のように、袋の中に入ってましたけど、

 

導入化粧水って何なん?これは藤井風も首をかしげる程の

 

「何なんw」

 

 

↓「何なんw」

 

とはいってもわたしは、化粧品のレビュー依頼が来るほどに著名な美容系ブロガーですので

 

↓実績

【レビュー】hanaemi化粧水・美容液を使ってみた感想【コスパ◎】

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美容系ブロガーの名に懸けて「導入化粧水って何なんw」という全人類が抱える問いに応えていきたいと思います。

 

この記事では、無印良品の「導入化粧水」と「化粧水」の含有成分・実際の使用感に着目して、それぞれの違いを理解したいと思います。

 

〇導入化粧水の効果

まず、「導入化粧水」の効果を確認するためgoogleに「導入化粧水 効果」と入力し、様々な人の解説ブログを読んだところ

 

導入化粧水には、

  • 洗顔後に使うことで肌を柔らかくすることができる 
  • 後に使う化粧水が肌に浸透しやすくなる 
  • 角質ケアや保湿などができる

といった効果があるとわかりました。

 

一部の過激なブログでは、「導入化粧水を使うと、ほっぺにニトリの珪藻土マット仕込んだレベルで化粧水が浸透する」と述べており

 

流石にウソやろ。と思いました。

 

〇「化粧水」vs「導入化粧水」成分比較

「導入化粧水」効果を理解したところで、このブログの本題に入ります。

 

それぞれの化粧水に含まれる成分を洗い出し、成分の違いを理解しようではありませんか!!

 

ではまず、「化粧水敏感肌用」と「導入化粧水」それぞれに含まれる成分を下記に示します。

化粧水(敏感肌用) 導入化粧水
¥290 ¥390
DPG プロパンジオール
グリセリン DPG
PEG-32 PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8
/5/3グリセリン
ジグリセリン ペンチレングリコール
グリコシルトレハロース ツバキ種子エキス
加水分解水添デンプン ミツバアケビ茎エキス
ヒアルロン酸Na ジャノヒゲ根エキス
アラントイン コメヌカエキス
グレープフルーツ種子エキス アンズ果汁
ポリクオタニウム-51 スベリヒユエキス
スベリヒユエキス ポリクオタニウム-51
BG ヒアルロン酸Na
フェノキシエタノール オレイルアルコール
PCA-Na グリセリン
クエン酸 BG
クエン酸Na エチルへキシルグリセリン
ポリソルベート80
PEG-60水添ヒマシ油
クエン酸
クエン酸Na
フェノキシエタノール

 

次に、比較のため「化粧水敏感肌用」と「導入化粧水」のどちらにも含まれる成分を削除します。

化粧水(敏感肌用) 導入化粧水
¥290 ¥390
PEG-32 プロパンジオール
ジグリセリン PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8
/5/3グリセリン
グリコシルトレハロース ペンチレングリコール
加水分解水添デンプン ツバキ種子エキス
アラントイン ミツバアケビ茎エキス
グレープフルーツ種子エキス ジャノヒゲ根エキス
PCA-Na コメヌカエキス
アンズ果汁
オレイルアルコール
エチルへキシルグリセリン
ポリソルベート80
PEG-60水添ヒマシ油

 

表を見ると、導入化粧水には「〇〇エキス」系の成分が多く含まれています。

 

がしかし、今回これらのエキスは

『「化粧水」と「導入化粧水」の効果の違いを決定づける要因ではない』と仮定して議論を進めます。

 

ということで、上の表から「〇〇エキス」系の成分を削除します。

化粧水(敏感肌用) 導入化粧水
¥290 ¥390
PEG-32 プロパンジオール
ジグリセリン PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8
/5/3グリセリン
グリコシルトレハロース ペンチレングリコール
加水分解水添デンプン オレイルアルコール
アラントイン エチルへキシルグリセリン
PCA-Na ポリソルベート80
PEG-60水添ヒマシ油

 

「導入化粧水」に含まれる成分の効果を以下の表にまとめます。

導入化粧水 効果
プロパンジオール 角層水分量増加による保湿作用/抗菌/防腐による製品安定化剤
PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8
/5/3グリセリン
高い保湿力を持ち、高配合しても感触に
あまり影響がない優れた成分
ペンチレングリコール 皮表の柔軟化および水分量増加による保湿作用
オレイルアルコール エモリエント作用/乳化補助/溶剤
エチルへキシルグリセリン 角質層の柔軟化および水分量増加による保湿作用
ポリソルベート80 乳化/可溶化
PEG-60水添ヒマシ油 乳化/リポソームの乳化安定/可溶化

 

次に、「化粧水」に含まれる成分の効果を以下の表にまとめます。

化粧水敏感肌用 効果
PEG-32 皮表柔軟化による保湿作用/増粘
ジグリセリン 角質層の柔軟化および水分量増加による保湿作用
グリコシルトレハロース 乾燥における皮表細胞・細胞膜保護による保湿作用
加水分解水添デンプン 乾燥における皮表細胞・細胞膜保護による保湿作用
アラントイン 角質細胞増殖促進による創傷治癒作用
PCA-Na 水分量増加および柔軟持続性向上による保湿作用

 

上の2つの表から、

 

「導入化粧水」には、

  • 肌の水分増加・保湿作用成分が2種
  • 肌の柔軟化成分が2種
  • 乳化を補助する成分が3種

 

「化粧水」には、

  • 肌の水分増加・保湿作用成分が3種
  • 肌の柔軟化成分が2種

が含まれることがわかります。

 

「導入化粧水」と「化粧水」で明らかに違うのが「乳化」作用成分の有無。

 

そこで「乳化」作用とは何かを確認すると、

「水と油のように、本来は互いに溶け合わない液体どうしが混じり合った状態にする」作用のこと。

 

「導入化粧水」に「乳化」作用成分が多く含まれることから

 

「乳化」作用には、後に塗る化粧水をより肌に浸透させる効果があると推測できます。

 

〇結論

今回の分析によると、「導入化粧水」は「化粧水」と比べ、乳化作用成分が多く含まれており、

 

乳化作用成分が、導入化粧水としての機能の役割を果たしている、という結論に至りました。

 

あなたが今お使いの導入化粧水は、「乳化」作用が期待できる成分は入っていますでしょうか。

 

そもそも導入化粧水を使ってないあなたは、化粧水の無駄遣いをしているのではないでしょうか。

 

これだけは確実なので言わせてください。

 

 

「肌は導入化粧水を欲してますよ?」

 

※3日前まで導入化粧水なんてモノ知りませんでした。

 

〇気になる導入化粧水

導入化粧水の記事を書くにあたって色々調べていると、様々な導入化粧水を見るハメになりました。

 

その中で気になる導入化粧水があったのでこの場を借りて共有しておきます。

 

今使っている無印良品の導入化粧水が無くなったら、次はこれを買いたいと思います。

・エビアン http://www.fits-japan.com/brand/evian/

 

また、気が向けば化粧品レビューをしていきます。

 

美肌男子に向けて自分に合う最高の化粧品を見つける活動はまだまだ続きます!

 

記事の更新は、TwitterもしくはInstagramで報告してますのでチェックよろしくお願いします。

 

それではまた。

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