北海道ツーリングを計画している中で、愛車であるハーレーダビッドソンforty-eightのタンクが小さすぎてガス欠を起こしてしまうのではないかという問題に直面しました。
ガス欠を起こさない+旅中の安心感を得るために携行缶にガソリンを入れていくことにしたのですが、携行缶にガソリンを入れる際に「消防法」という犯してはならないルールがあることを知りました。
今回の北海道ツーリングは、Youtubeにも載せるようなクリーンな旅にしたいので一度消防法について整理して、くれぐれも法律を犯している動画をあげないようにしようと思います。
目次
Harley-Davidson Forty-Eight 走行可能距離
まず、前提であるフォーティーエイトの走行可能距離は、高速道路走行時と一般道走行時で異なるので以下にまとめておきます。
高速道路走行時:130km
110km時点で警告灯が点きます。点灯から20kmは走れた実績がありますので130kmは堅いと言えます。しかし、走り方によってバラツキがありますので、120kmを目安に計画するといいでしょう。
一般道路走行時:110km
100km未満で警告灯が点きます。
Forty-Eightは、タンクが7.9L 燃費は15~20Lとなっています。
ちなみに、中型免許を取得する際に乗るであろうCB400はタンクが18L 燃費21L(カタログ値)となっており、一度の給油で350kmを走行できます。
以前、常磐道を北上して仙台に向かっていたときには、SA間の距離が長く警告灯を点灯させながらの走行を余儀なくされました、、。
あれは、心臓に悪い、、、。
高速道路でのガス欠は法律違反
運転中のガス欠は自分がテンパるだけでなく、法律にも抵触することになります。
高速道路でのガス欠による停車は、
道路交通法第75条の10(自動車の運転者の遵守事項)の違反となり、高速自動車国道等運転者遵守事項違反となります。
2点の減点と¥9,000-の罰金がかせられます。
携行缶にガソリン/灯油を入れる際の注意点
令和元年7月18日、京都市伏見区の「京都アニメーション」で発生した放火事件により、令和2年2月1日から携行缶にガソリンを入れる際に以下の3点の確認が必要になりました。
- 免許証、パスポート、マイナンバーカードなどによる 本人確認
- 使用目的の確認
- 販売記録の作成
ガソリンスタンドでキョドっていると、怪しまれるかもしれないので堂々と使用目的を伝えましょう。
実際にガソリンスタンドで携行缶にガソリンを入れてみた
百聞は一見にしかずということで、実際に携行缶を持ってガソリンスタンドに行ってきました。
ガソリンスタンドでは、以下の2点を行いました。
- 「携行缶によるガソリン販売先記録」への記入
- 免許証のコピーをとってもらう
機械的に確認を行っているだけでしたので、ストレスフリーで購入することができました。
※セルフのガソリンスタンドでは対応できないケースがあります。有人のガソリンスタンドでの給油をお勧めします。
私が選んだ携行缶
ハーレーに似合う携行缶がほしいということで、岐阜のclaugh&teasさんにお邪魔して携行缶を選んできました。
選ばれた携行缶/ホルダーはコチラ👇
携行缶ホルダーがハーレーと合っていてとても気に入ってます。
ホルダーの取り付けは、バイクに直接結束バンドで固定しています。
携行缶は900ccの容量がある物を購入しました。携行缶は消防法適合品である必要がありますので、購入時は消防法適合品であるか確認して購入するようにしましょう。
値段は、展示品ということもあってホルダー+携行缶合わせて¥6,000-で購入することができました。
この携行缶のおかげで、17km程度ガス欠から延命ができるということになります。
+17kmというのが北海道という広大な土地にどれだけ効果を発揮できるかはまだなんとも言えませんが、、、。
いざというときに活躍してもらえることを心より期待しております。
まとめ
携行缶を利用する際の準備
- 消防法適合品を購入する
- 購入時、身分証明証を持っていく
- 有人のガソリンスタンドにいく
以上です。
ガソリンの残量にビビらない快適なツーリングライフを手に入れましょう。
といっても、筆者はまだ携行缶を使わずツーリングできていますので、実際に使用した場合は動画にして記事にしたいと思います。