HEALTH スキンケア

【成分一覧】ハトムギ保湿ジェルを使うと、肌にしみる+ニキビ発生。悔しいので原因を探ってみた。

 

昨今男女隔たりなく、全人類が美容に気を使わなければならない時代が来ているな、、と感じています。

 

振り返れば今まで、大学では4年間週5のアメフトで肌を太陽の元に晒し続けてたし、社会人では2年間現場監督として一日中外を歩き回ってました。

 

肌にこのような過酷な環境を与え続けていたらきっと将来、「ほっぺに隕石落ちたんですか?」級の毛穴が顔中にできるんじゃないかと不安になってまいりました。

 

そんな不安の中なにも対策をせずに過ごすわけにはいかない!と思い、一念発起して薬局へ肌に良さそうなものを買いに行ったんです。

 

そしたら「ハトムギ保湿ジェル」が目に入るじゃないですか。

 

お得ですし。

 

何なら、大きいやつの方がお得感あるじゃないですか。

 

ということで、450mlの「ハトムギ保湿ジェル」を買ったんですね。

 

「よし、今日から毎日保湿してやるぜ!」と意気込んでその日の夜にさっそく試してみたんです「ハトムギ保湿ジェル」を。

 

そしたら困ったことに、

 

めちゃくちゃ滲みるんです。

 

「まあでもこんなもんか。」と思ってその日は我慢して使ってたんですよね。

 

美容のことなんて何も分かりませんし。

 

痛みもすぐ引いたし、ハトムギのことなんて忘れてたんですけど、次の日ほっぺに

 

めっちゃデカイニキビできたんすよね。

 

ここまでくるとさすがのおれでも異変に気づくんすわ。

 

「もしかしておれとハトムギって相性悪いのかも、、。」って。

 

でも、たまたまコンディションが悪かっただけかもしれないし、いきなり突き放すのは紳士的ではないじゃないですか。

 

一応、わたくし紳士的な男性目指してますし。

 

まずはね、ハトムギのことよく知ろうと思ったんですよね。

 

っていう流れでこの記事では、「ハトムギ保湿ジェル」に含まれる成分について調べることで、どの成分が原因で肌に滲みて、何がニキビの原因になったのかを解明していきたいと思います。

 

この活動を続けていけば、自分にとって最良の化粧品に出会えるんじゃないかなと思っています。

 

そしてこの記事が似たような悩みを持つ人の参考になればいいなと思っております。

※ハトムギ保湿ジェルを使うと肌が荒れるので、今はもう使っていません。

現在は、「unlabel」という薬局で手に入れた化粧水(500ml)を使っています。ハトムギ系化粧水が肌に合わない人は是非試してみては??

 

★配合成分

ハトムギ保湿ジェルの成分表示欄に書いてある全ての成分について調べたことを簡単にまとめました。(10000文字超えました(怒))

 

成分表示欄に記載されている順番通りに紹介していきますので、何かしらの参考になれば幸いです。

 

また、記事内で成分の「安全性」に関する調査の報告をしていますが、それらは「根拠に基づく化粧成分情報でおなじみの『化粧品成分オンライン』」より抜粋しています。

 

 

○水

成分表示の一番最初に書いてありました、水。

 

まあ当然か。

 

人間でさえもカラダの60~70%は水分ですし。

 

化粧水って、三文字の中に「」って入ってますし。

 

成分表示の先頭に来るのも当然だな。

 

と言いつつも、「水って水でしょ??」ってな具合で、

 

化粧水に入ってても効果とかなさそうだし無視しておけばいっかな。って思ってたんですが、

 

化粧水を腐らせる物質の正体こそ、水だったのです。

 

水が入ってるせいで、防腐剤を入れないといけないし、

 

水が腐っちゃうから、使用期限が開封後3年とかになっちゃうみたいだし。

 

てな感じで、結構な問題児だったんだね、水。

 

そんな問題児なものだから、世の中には、水を一切使っていない化粧品もあるみたい。

 

お手頃なのがあれば、試してみたいな。

 

【まとめ】

今回問題となった肌への痛み、ニキビ発生には関係なさそうです。水がニキビ発生に関係してたら死んでるか。シャワーで。アーメン。

 

○グリセリン

まず、グリセリンとは何か。

 

グリセリンとは、アルコールの一種で、

 

化粧品だけじゃなく、食品添加物として、甘味料、保存料、保湿剤、増粘安定剤としても利用されている物質である。

 

【「ハトムギ保湿ジェル」での役割】

  • 高い吸湿性により、肌の水分量を保つ
  • 保湿ジェル特有の粘性を保つ
  • 温感をもたらす

 

上の画像は「ハトムギ保湿ジェル」を机の上に垂らしたときの様子なんだけど、(拭き取りがめんどくさかったです。)

 

グリセリンの粘性を保つ働きのおかげでべチャっとせずに、しっとりとした質感になってるんだね。

 

【安全性】

 

日本化学物質安全・情報センター JETOCによると、「皮膚に刺激を及ぼす可能性は低い」と結論付けられております。

 

食べ物にも使われてるんだから、そうでないと困ります!

 

【グリセリンのデメリット】

 

グリセリンにはニキビの原因となるアクネ菌の餌になる性質があるという。グリセリンが成分表示の上位に来ている場合は注意が必要みたいです。

 

ちなみに、ハトムギ保湿ジェルでは、グリセリンが水の次に多く含まれておりますので、おれのニキビもグリセリンが原因かもしれない、、、。

 

【まとめ】

肌に滲みる原因はないようだけど、ニキビが増えたことの原因かもしれないと考えられます。

 

○BG

正式名称:ブチレングリコール

 

アルコールの一種で、保湿性のある液体。Google等で検索すると、ややこしい化学式で表現されたりしますが、化学は早めに諦めた人間には理解不能でした。

 

保湿性と聞くと、「グリセリンと同じじゃないか!」と思う人も少ないと思いますが、

 

BGはグリセリンよりサラッとした質感が特徴です。

 

またBGは、菌を大人しくさせて増殖を防ぐ静菌作用というものがあります。

 

この作用のおかげで、別途加えなければいけない防腐剤の量を減らすことができて化粧水の刺激性や毒性を小さくできるんだね〜。

 

なかなか万能じゃないの。

 

【「ハトムギ保湿ジェル」での役割】

  • 保湿
  • 防腐
  • 植物エキスの抽出溶剤

BGと水を混ぜた水溶液に植物をひたすと植物エキスが染み出す性質があるので、その性質を用いて「ハトムギ」成分を抽出してるんだな、きっと。

 

【安全性】

50年以上化粧品に配合されている歴史の中で、皮膚への刺激性・アレルギー性が共にほとんどない、ことが明らかになっています。

 

しかし、眼に対しての刺激が求められていたり、ごく一部の人に対して皮膚炎が認められている成分です。

 

また、防腐効果をパラベンのような防腐剤に頼らずにBGのみで発揮しようとする場合、BGの配合濃度が高くなってしまいます。

 

自身の肌がBGに屈しない肌かどうか把握するまでは、BG頼りの防腐剤フリー化粧品は控えておいた方がいいかもしれませんね。

 

【まとめ】

今回「ハトムギ保湿ジェル」で生じた、肌への刺激とニキビの発生に対してBGは問題なさそうです。

 

○DPG

DPGとは、PGを脱水縮合してつくった化粧品成分です。

 

、、、。

 

いや、知らん単語を知らん単語で説明されても困りますし。もう、この記事まとめる作業もうやめようかなって思い始めてきました。

 

がしかし、ここで諦めてしまっては世界規模のビューティーウェーブに乗り遅れてしまう。もうひと頑張りします。

 

【「ハトムギ保湿ジェル」での役割】

  • 肌の柔軟化と水分量増加による保湿効果
  • 肌からの水分蒸発量(TEWL)抑制による肌のトラブル防止
  • 抗菌・防腐による製品安定化剤
  • 化粧品の伸びやすべりを良くする感触改良剤

保湿作用はグリセリンとかと効果が被るんだけど、DPGは比較的さらっとした軽い質感を表現できるみたい。

 

化粧品作ってる人や会社は、この配合のバランスで理想の化粧品を作っているんだなあ、たぶん。

 

【安全性】

DPGは毒性はなく、刺激性も少なく安全性が高い成分です。

 

しかし、わずかばかり眼刺激性があるので、成分表示の上位にDPGがくる場合は注意して取り扱うようにするべし。

 

【まとめ】

「ハトムギ保湿ジェル」で発症した肌への刺激とニキビ増加に対して、DPGはあまり問題ではなさそうです。

 

○トリエチルヘキサノイン

トリエチルヘキサノインは、天然由来の油脂と同じ構造を持った粘性が低い液状オイルです。

 

ここにきて初めてオイルが登場してまいりました。

 

【「ハトムギ保湿ジェル」での役割】

  • 感触改良
  • 皮膜形成

皮膚からの水分蒸発を防いで、肌にうるおいを保ち皮膚を柔らかくする働きのことをことをエモリエントと呼びます。

 

テストに出そうなので覚えておいてください。

 

【安全性】

皮膚刺激性、アレルギー性、眼刺激性ともにほとんどなし、とされています。

 

【まとめ】

ニキビと肌への刺激の原因ではなさそうですね。

 

○ジフェニルジメチコン

ジフェニルジメチコンは、シリコーンオイルです。

 

無色または微黄色の液体で、匂いもほとんどございません。(画像とジフェニルジメチコンは一切無関係です。紛らわしくてスミマセン)

 

【「ハトムギ保湿ジェル」での役割】

  • 皮膜形成
  • 光沢付与
  • テクスチャーを良くするため

撥水性の高さにより、肌に耐水性の高い光沢のある皮膜を作ります。

 

ハトムギ保湿ジェルをつけた後しばらくすると、肌表面にパリパリした膜を感じるのはコイツのせいか!

 

パリパリするのあんまり好きじゃないな〜。

 

【安全性】

毒性や刺激性が少なく、安全性の高い成分です。

 

がしかし、「わずかな眼刺激性あり」、と報告されています。

 

目に入れて痛いなんて当たり前だよね、正直。

 

<ジフェニルジメチコンの風評被害>

 

巷では、ジフェニルジメチコンには以下のような問題があると噂されています。

  • 皮膚に皮膜を作って、皮膚呼吸を妨げる
  • 毛穴をつまらせて、角栓やイチゴ鼻の原因になる
  • 皮膚常在菌のバランスを乱して肌荒れの原因になる

これら全て噂に過ぎませんので、必要以上に心配しなくて大丈夫です。

 

【まとめ】

ジフェニルジメチコンは肌の痛みとニキビの原因ではなさそうです。

 

○ミリスチン酸ポリグリセリル-10

いよいよ、名前に数字が入ってきてしまいましたね。

 

訳のわからなさが飛躍的に進化してまいりました。

 

概要だけさらっと確認していきましょう。

 

ミリスチン酸ポリグリセリル-10は、多価アルコールの一種であり、非イオン界面活性剤です。

 

訳のわからなさ、慣れないですね。書いてても眠いです。

 

【「ハトムギ保湿ジェル」での役割】

  • 乳化

乳化とは、液体に対して溶けにくい別の液体を、微細な粒子の状態に分散させる作用のことです。

 

なので、ハトムギ保湿ジェルに含まれる成分どうしを仲良く溶け込ませるような役割があるんじゃないかなと思います。

 

【安全性】

皮膚刺激性、眼刺激性、アレルギー性ともにほとんど無し。

 

【まとめ】

肌の痛み、ニキビの原因ではなさそうです。

 

○PEG-60水添ヒマシ油

ぱっと見で、油ってことが理解できるのでコイツは取っつきやすいかもしれない。

 

と思ったけど、そもそも「水添」の部分の読み方がわかりませんでした。

 

「水添」:すいてん

 

と読むみたいなのでぜひ覚えておいてください。

 

コイツも簡単にいうと、非界面活性剤です。

 

【「ハトムギ保湿ジェル」での役割】

  • 乳化
  • リポソーム乳化安定
  • 可溶化

乳化については、一つ前の成分紹介で説明したので省きますね。

 

リポソーム乳化安定とは、肌に浸透しにくいような成分をうま〜く皮膚内に浸透させてくれる効果のこと。

 

可溶化は、香料やビタミンを化粧品に取り込むのに必要な役割です。。

 

結構大事な働きをしてましたね、PEG-60水添ヒマシ油さん。

 

【安全性】

皮膚刺激、眼刺激性、アレルギー性ともにほとんど無し。

 

油だし、滲みなさそうだよね。

 

【まとめ】

肌の痛み、ニキビの原因にはならなさそうです。

 

○カルボマー

カルボマーは、アクリル酸を主成分とした高分子ポリマーです。

 

だから、ポリマーてなんやねん

 

という心の声に応えて調べました。

 

ポリマー:同じ物質がたくさん繋がったもの

 

だそうです。

 

ちなみに、ポリマーは化粧品だけじゃなくて、たとえば

 

ポリアクリル酸Naは高吸水性高分子ポリマーとしてオムツに使用されています。

 

案外、身の回りにあふれているかもしれません、ポリマー。

 

【「ハトムギ保湿ジェル」での役割】

  • アルカリとの中和反応による増粘生

後に出てくる、水酸化Naや水酸化Kなどと反応して化粧水の粘性を高めています。

 

カルボマーは特に、温度による粘度変化が少ないので化粧品を作る側から重宝されているみたいですね。

 

紫外線に長時間さらされると粘度が低下してしまうので、カルボマーが含まれてる化粧水を保管する際は太陽の当たらないところにしないといけないみたいです。

 

【安全性】

皮膚刺激性、アレルギー性、ともにほとんどなしです。

 

眼刺激性が最小限あるみたい。

 

目の近くに塗るときは気をつけないとだね。

 

【まとめ】

肌への刺激、ニキビの原因ではなさそう。

 

○(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー

名前に()をつけるなーー!(怒)

 

ただこの記事を書くおかげで理解できるようになったことが一つ。

 

たぶんこの物質、ポリマーがクロスしてる

 

和訳すると、いっぱい集まった同じものが交差してる。(※参照:カルボマーの説明)

 

【「ハトムギ保湿ジェル」での役割】

  • 高分子乳化によるゲル化

 

このクロスポリマーは、周りの水を引き連れてゲル化できるので乳化に必要な乳化剤を減らすことができるんだって!

 

【安全性】

皮膚刺激性はほとんどなし〜最小限、眼刺激性はほとんどなし〜軽度、アレルギー性はほとんどなし。

 

若干の皮膚刺激性が確認されているんだね。

 

【まとめ】

皮膚刺激性が多少あるのがもしかしたら、肌への滲みるような痛みの原因かもしれないな。

 

ニキビの原因ではなさそうですね。

 

○ハトムギ種子エキス

ついに来ました大本命、ハトムギ種子エキス。

 

堂々と商品名に「ハトムギ」って入ってるけど、成分としては11番目やってまいりました。

 

ハトムギといえば、

 

ハトムギ、玄米、プーアル♪(爽健美茶)

 

でおなじみですので、お茶のイメージが強かったんだけど、

 

調べてみると、お茶にしてる場合じゃないくらい美容に効果的な成分が含まれているみたいです。

 

 

【「ハトムギ保湿ジェル」での役割】

  • フィラグリン産生促進による保湿効果
  • ヒスタミン遊離抑制による抗アレルギー作用
  • 表皮角化細胞増殖促進による細胞賦活作用
  • イソ吉草酸抑制による体臭・頭皮臭抑制作用

いちいち、「〇〇による△△作用」の〇〇が難し過ぎて頭おかしくなりそうなんですが、

 

ひとつずつ要点だけまとめていきますね。

 

・フィラグリン産生促進による保湿効果:ヒトの肌には皮膚の乾燥を防ぐために、天然保湿因子(NMF)っていうアミノ酸がいるんだよね。

 

そのNMFの原料がフィラグリンっていうタンパク質からできてるってのは小学校2年生の道徳の授業でやったと思うんですけど。

 

で「ハトムギ」にはね、そのフィラグリンをつくる働きを促進する機能があるんですよ。

 

フィラグリンがいっぱいできると天然保湿因子(NMF)も増えますので、結果として

 

乾燥肌に潤いが生まれたり、肌のキメが細かくなったりするのです。すごい!ハトムギ!

 

・ヒスタミン遊離抑制による抗アレルギー作用:肌からカラダにアレルギーを起こす原因物質が入っちゃうと、

 

ピタゴラスイッチみたいにいろんな細胞が反応し合って、最終的に炎症を引き起こしてしまうの。

 

ヒスタミンの遊離は、ピタゴラスイッチの中のドミノみたいなものだから、それを機能しないようにすると、

 

次のアクションが起こらなくなるんだよね。

 

という理論で、ヒスタミンの遊離を抑制することで、アレルギーが原因の肌荒れや炎症が抑えられるのです。

 

・表皮角化細胞増殖促進による細胞賦活作用:ヒトの肌って、毎日新陳代謝によって新しい肌へと生まれ変わることで、

 

皮膚の新鮮さを保っているっていう話は、幼少期に見た紙芝居の中で頻出だったと思うんですけど。

 

さらに、その新陳代謝のスピードが遅くなると、シワや乾燥の原因になるっていうのは、各物語の冒頭でよく出てきたと思うんですけど。

 

ハトムギエキスには、肌の代謝スピードを促進する効果があると言われています。これってなかなか素敵な効用だと思うんだけど、

 

ハトムギ茶にもこんな効果あるのかなあ。

 

・イソ吉草酸抑制による体臭・頭皮臭抑制作用:汗とか足のいや〜な臭いの犯人はイソ吉草酸っていうヤツなんだけど、

 

ハトムギエキスはイソ吉草酸に対して、速攻で抑制する効果がある。

 

にわかに信じがたいので、今度足臭くなったときに、足の裏にハトムギ保湿ジェル塗りたくってやろうかな。

 

足の裏なら滲みてもニキビできてもいいし。

 

【安全性】

皮膚刺激性、アレルギー性はほとんどないです。眼刺激性については、あまり試験がされていないみたいなので未知となります。

 

たぶんですが、眼に入れない方がいいと思います。

 

【まとめ】

肌への痛み、ニキビの原因ではなさそうです。

 

想像以上に、美容に対して効果がある成分だったので今後お茶として出てきた際も注目していきたいと思いました。

 

○異性化糖

異性化糖は、トウモロコシやジャガイモ等から取れるデンプンに酵素を加えて異性化させた糖のことです。

 

化粧品だけでなく、食品にもよく使われております。

 

【「ハトムギ保湿ジェル」での役割】

  • 保湿

異性化糖は肌の表面にとどまって、高い保湿効果を発揮します。しかもその期間がなんと、

 

新陳代謝で肌が生まれ変わるまで保湿効果があるとか。

 

【安全性】

googleを幅広く調査した結果、化粧品として使用される場合の安全性に対する情報が少なかったので今回は割愛させていただきます。

 

食品にも使われているので問題ないと思いますが、

 

今後発覚した事実がございましたら、追記します。

 

【まとめ】

肌に糖が残るってのが、衛生的にどうなの?って自分の中で引っかかっております。

 

今後も異性化糖の動向をチェックする必要があると感じています。

 

○水溶性コラーゲン

水溶性コラーゲンは、生体組織から得られる繊維状のタンパク質です。

 

【「ハトムギ保湿ジェル」での役割】

  • 水分蒸散抑制および水分保持による保湿作用

水溶性コラーゲンは高分子であるため、ほとんど肌に浸透しません。

 

よって、表皮にコラーゲンがたまることになり水分蒸散抑制につながっていると考えられています。

 

【安全性】

皮膚刺激性、眼刺激性、アレルギー性ともにほとんどなしとされています。

 

【まとめ】

肌への刺激、ニキビの原因ではなさそうです。

 

○加水分解コラーゲン

加水分解コラーゲンとは、先ほど説明した水溶性コラーゲンを加水分解することで得られる

 

コラーゲンペプチドもしくは、コラーゲントリペプチドのことです。

 

字の通り、分解しているので、

 

水溶性コラーゲン(分子量30万)

コラーゲンペプチド(分子量400~2500)

コラーゲントリペプチド(分子量280~)

 

という具合で、分子のサイズが小さくなっています。

 

分子が小さくなることで、肌へと浸透しやすくなります。

 

【「ハトムギ保湿ジェル」での役割】

  • 水分蒸散抑制および水分保持による保湿作用(コラーゲンペプチド)
  • コラーゲン産生促進による抗老化作用(コラーゲントリペプチド)
  • ヒアルロン酸産生促進による抗老化作用(コラーゲントリペプチド)

コラーゲンはハリのある肌であるために必要な成分なんだけど、さらにコラーゲントリペプチドとビタミンC誘導体を併用することで、

 

コラーゲン産生促進がより加速するみたいです。今後ビタミンCが含まれる化粧水はマークしておこうと思います。

 

【安全性】

皮膚刺激性、眼刺激性、アレルギー性、ほとんどなしと報告されています。

 

【まとめ】

肌への痛み、ニキビの原因ではなさそうですね。

 

○サクシノイルアテロコラーゲン

サクシノイルアテロコラーゲンとは、水溶性コラーゲンのアミノ基に無水コハク酸を修飾し、サクシニル化した親水性コラーゲン誘導体のことです。

 

、、。難解な言葉はこれ以上使わないで頂きたい

 

ここでは、水溶性コラーゲンとの大きな違いだけまとめておきましょう。

 

水溶性コラーゲンとサクシノイルアテロコラーゲンの違いは溶解性にあります。

 

水溶性コラーゲンが酸性溶液にのみ溶解するのに対し、

 

サクシノイルアテロコラーゲンは、中性・塩基性の溶液に溶解します。

 

その特徴によって、サクシノイルアテロコラーゲンを化粧品に配合する場合、pH調整や塩類の添加を省略できることも。

 

【「ハトムギ保湿ジェル」での役割】

  • 水分蒸散抑制および水分保持による保湿作用

サクシノイルアテロコラーゲン単体でも保湿効果が期待できますがさらに、

 

ヒアルロン酸Naを併用することで、保湿性が向上することが確認されております。

 

【安全性】

皮膚刺激性、アレルギー性はともにないと報告されています。

 

眼刺激性については、報告がありませんがたぶん、眼には入れない方がいいと思います。

 

【まとめ】

肌への刺激、ニキビの原因には関係ないと思われます。

 

○ヒアルロン酸Na

ついに、聞いたことある単語が出てきました!

 

化粧品=ヒアルロン酸っていうイメージがカラダに染み付くほど、巷の化粧品にはデカデカと「ヒアルロン酸」って書かれていますよね。

 

そんなヒアルロン酸は肌に多く存在していて、大量の水を保持することで皮膚に弾力性と柔軟性を与えているいいヤツなんです。

 

【「ハトムギ保湿ジェル」での役割】

  • 表皮柔軟化および保護膜形成による保湿作用

ヒアルロン酸単体でも保湿効果が期待できるのですが、グリセリンと併用することで

 

より柔軟効果と持続性がupすることが報告されています。

 

ハトムギ保湿ジェルにもグリセリンとヒアルロン酸Naが入っていて、納得の配合ですね。

 

【安全性】

皮膚の中にある物質ということで、皮膚刺激性や眼刺激性、アレルギー性はありません。

 

【まとめ】

肌への刺激、ニキビの原因ではなさそうです。

 

○アルギニン

簡単にいうと、アミノ酸です。

 

筋トレやスポーツをしている人は、アミノ酸って聞くとよだれが止まらないと思うんですけど、

 

実は、化粧品にもよく使われています。

 

ちなみに、アミノ酸には体内で生成可能なもの(必須アミノ酸:11種)とそうでないもの(非必須アミノ酸:9種)があるのですが、

 

アルギニンは、体内で生成可能な非必須アミノ酸に分類されています。

 

【「ハトムギ保湿ジェル」での役割】

  • 角質層水分量増加による保湿作用
  • 塩基性によるpH調整

アルギニンのような水溶性アミノ酸の特徴として、健康な肌への経皮吸収が緩やかであり、

 

そのおかげで、持続性のある水分保持剤として機能すると考えられています。

 

また、肌荒れや皮膚炎が起こっている肌に対しては、格段に早い吸収性を発揮するとのこと。

 

日焼けした後とかにいいのかな?今年の夏にアルギニン多めの化粧水試してみようかしら。

 

【安全性】

皮膚刺激性、眼刺激性、アレルギー性ともにほとんどありません。

 

アルギニンは体内で生成されるし、当然っちゃ当然か。

 

【まとめ】

肌への刺激、ニキビの原因ではなさそうですね。

 

○EDTA-2Na

ついに、文字列の中に日本語が消えてしまいました。

 

EDTA-2Naとは、

 

EDTA:Ethylenediamine Tetraacetic Acid(エチレンジアミン四酢酸)

 

の二ナトリウム塩であり、ジアミン誘導体です。

 

案の定、訳がわかりません。

 

【「ハトムギ保湿ジェル」での役割】

  • 製品自体のキレート作用

まずキレート作用っていう言葉に馴染みがなかったので調べました。

 

キレート作用とは、金属封鎖作用のこと。

 

金属封鎖作用のこと、と言われましても聞き覚ありませんし。

 

とりあえず効果だけまとめると、化粧水の変色や沈殿が生じるのを防ぐ役割です。

 

【安全性】

皮膚刺激性、眼刺激性、アレルギー性ともにほとんどなしと報告されています。

 

【まとめ】

肌への痛み、ニキビの原因ではなさそうですね。

○水酸化Na

ついに義務教育で聞いたことあるような物質がでてまいりました。

 

この子は強〜いアルカリ性の液体です。

 

【「ハトムギ保湿ジェル」での役割】

  • ケン化または中和反応によるセッケン合成作用
  • 中和反応による増粘作用
  • pH調整による緩衝

水酸化ナトリウムは高級脂肪酸や油脂と反応することによって、石鹸になります。

 

石鹸のことは皆さんご存知だと思うのですが、そのイメージのままで大丈夫です。石鹸とは汚れを落とすアレのこと。

 

カルボマーやクロスポリマーと中和することで、増粘性を得ることは記事の上の方で紹介済みだよね。

 

pH調整による緩衝は、化粧品が空気や肌にいる最近に触れた時も変わらず効果を発揮できるように品質を保つ役割のことです。

 

【安全性】

水酸化Na単体だと、ものすっごい危険な液体なんだけど、

 

化粧品に利用される場合は、中和されてヒトの肌に影響がほとんどない状態になっています。

 

【まとめ】

水酸化Naの配合を間違えてない限り、肌への刺激はないはず、、、。

 

○クエン酸

クエン酸と聞くと、レモン系のすっぱい果物が思い浮かびますが、

 

そのイメージ通り、実際に柑橘類の果実に多く含まれています。

 

【「ハトムギ保湿ジェル」での役割】

  • pH調整による緩衝
  • 収れん作用

クエン酸NaとセットでpH調整を任されることが多いみたいです。

 

収れん作用とは、タンパク質を変性させることで組織や血管を縮める作用のことで、

 

化粧用品では肌を引き締めるために利用されています。

 

【安全性】

通常化粧品では、クエン酸Naと中和して配合しているため危険性はありません。

 

しかし、濃度5%以上でスティンギング(肌がヒリヒリする)が起こったり

 

濃度10%~で眼刺激性が発生することが報告されています。

 

【まとめ】

濃度が高いと、肌がヒリヒリする原因になるんですね、、。

 

ハトムギはちゃんと中和されてるよね、、?

 

○クエン酸Na

クエン酸を炭酸ナトリウムで中和したクエン酸のナトリウム塩です。

 

【「ハトムギ保湿ジェル」での役割】

  • pH調整による緩衝
  • キレート作用
  • 酸化防止

【安全性】

肌刺激性、アレルギー性はほとんどないと報告されています。

 

眼刺激性については、不明となっておりますので極力眼に入れないようにしましょう。

 

【まとめ】

肌の痛み、ニキビ発生の原因ではなさそうですね。

 

○フェノキシエタノール

名前にエタノールってついてるところから、察しのいい人は気付いたと思うんですけど、

 

コイツはアルコールの一種です。

 

実はワタクシ、ハトムギ保湿ジェルを肌に塗った時の刺すような痛みはアルコール系の成分が原因なのでは、と疑っております。

 

まあ、直感なんですけどね。アルコールって滲みそうですし。

 

ということなので、フェノキシエタノールは要チェックでいきましょう。

 

【「ハトムギ保湿ジェル」での役割】

  • 製品自体のグラム陰性菌に対する抗菌・防腐作用

フェノキシエタノールは、カビや細菌に対して抗菌活性を有しています。

 

後に紹介する防腐剤のパラベンと併用することで、相乗効果を得ることが分かっています。

 

【安全性】

100人を超える規模のパッチ試験を行った実験にて、

 

化粧用品配合量及び通常使用化においては、

 

フェノキシエタノールの皮膚刺激性、眼刺激性、アレルギー性は確認されません。

 

あれ?確認されてないの?

 

どうやら予想が外れたみたいです。

 

【まとめ】

一般的な化粧品配合量および通常使用下においては、肌への痛みの原因ではないそうです。

 

 

○メチルパラベン

いよいよ最後の成分です。ここまでお疲れ様でした。(自分へ)

 

メチルパラベンは、難しい言葉で言うと「パラオキシ安息香酸のメチルエステル」です。

 

簡単に言うと、防腐剤

 

パラベンと聞くと、肌に悪いと言うイメージを持つ人が多いかもしれません。

 

しかし防腐剤であるパラベンは、化粧品を細菌の繁殖から守ってくれる大事な成分です。

 

世の中にはパラベンフリーを謳った化粧品もありますが、代わりに何かしらの防腐剤が入っていることは間違いありません。

 

その代替成分が必ずしもパラベンより安全とも限りませんし。

 

結局、自分にあった化粧品を見つけるのって実際に何種類も試していくしかないのかなって思うようになりました。

 

【「ハトムギ保湿ジェル」での役割】

  • 製品自体の抗菌・防腐作用

化粧品の腐敗でよく見受けられるカビ、酵母、細菌に対して効果的に作用します。

 

【安全性】

皮膚刺激性、眼刺激性、アレルギー性はほとんどなしと報告されていますが、

 

人によっては、皮膚刺激性を感じる場合もあることが分かっています。

 

【まとめ】

肌の痛みの原因かもしれないが、ニキビの原因ではなさそう。

 

今後、パラベンフリーの化粧品も試して行こうと思います。

 

★まとめ

ハトムギ保湿ジェルが肌に合わなかったので、原因を突き止めてやるぜ!と思って始めたこの記事でしたが、

 

想像の20000倍しんどかったです。

 

今回の成果として、肌の痛みとニキビ発生原因の候補生を以下にまとめます。

 

本記事の成分解説で一般的な使用量下では刺激性なしと報告した物質も、

 

人によっては、刺激を感じる場合があるみたいなので疑わしい成分は候補としてあげておきます。

 

<肌への刺激>

  • DPG
  • BG
  • (アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー
  • フェノキシエタノール
  • メチルパラベン

<ニキビの原因>

  • グリセリン

以上の6成分をこれからの化粧品選びの重点確認ポイントとして認定します。

 

この記事をここまで読んでくれた人はだいぶハトムギ保湿ジェルについて詳しくなったんじゃないかな。笑

 

 

ハトムギ保湿ジェルについての記事はこれで終わり!

 

今使ってる「unlabel」の化粧水は肌に滲みなかったから、次の記事では「『unlable』はなぜ滲みないのか」を解析したいと思います。

 

ハトムギ系の化粧水が滲みて仕方がない人は、ぜひ試してみてはいかが?ハトムギほどではないけど、かなりお値打ちでしたよ。

 

 

 

ということで、いつになるか分かりませんが「unlable」編お楽しみに。

 

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それでは、また〜。

 

PS. 使ってみて痛みを感じる化粧水はすぐに使用をやめた方がいいですよ。

痛いってことは、肌が使って欲しくないって教えてくれるサインなのだから。

 

 

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