この度、アクションカメラ用バッテリーメーカー「Vemico」様より商品を提供していただきましたので、バッテリーの性能や使用感についてレビューします。
お金はいただいておりませんので正直にレビューしますね。
↓この記事の内容は動画にもなっています。
↓insta360ONEX2について詳しく解説した記事はコチラ
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【Insta360 X3 & ONE X2】使い方・編集方法・アクセサリーを解説します。【説明書級】
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目次
1.アクションカメラの予備バッテリーって必要?
このブログにたどり着いた方の中に次のような疑問を抱えている人はいないでしょうか。
「アクションカメラの予備バッテリーって必要??」
この問いに対し、
GoProとinsta360ONEX2の両方を持って「西日本一周ツーリング」に挑み、全工程のVLOGを撮影しきった私が、”解”を用意しました。
その解とは、
「絶対に必要」であります。
↓西日本一周ツーリングの様子
、、、想像してみて下さい。
山口県にある大絶景「秋吉台」をハーレーダビットソンで快走している最中、アクションカメラのバッテリー残量が0になってしまった時のことを。
↓秋吉台の様子(※撮影 | Insta360ONEX2)
、、、マヂ絶望。
ご存じの通り、アクションカメラは充電がなくなると”ただの重り”になってしまいます。
しかも、本来ならばカメラとして機能していたはずの重りですから、その存在が憎たらしくて仕方がないはずです。
人によっては怒りのあまり、アクションカメラを森の中もしくは海の彼方へ投げ捨ててしまうでしょう。
そんな事件を防ぐ為に、アクションカメラの予備バッテリーは「絶対必要」なのですが、
予備バッテリーの必要性を理解した皆さまは、次のような疑問を浮かべるのではないでしょうか。
「予備のバッテリーが欲しいんだけど、どこのバッテリーを買えばいいの?」
このブログは、その問いに対しての”解”という形で執筆いたしました。
insta360ONEX2の予備バッテリーを検討している人はぜひ読んでみて下さい。
2.Vemico insta360ONEX2用バッテリーセットの内容物
レビューするVemico insta360ONEX2用バッテリーセットには、
- バッテリー×2
- 充電器×1
- USB type-A~microUSB type-Bコード
が入っています。
3.バッテリーの外観
「vemico Insta360ONEX2用バッテリーセット」の梱包状態からバッテリー、充電器の細部に至るまで画像つきで紹介します。
3.1梱包状態
「vemico Insta360ONEX2用バッテリーセット」は小さめの段ボールに梱包されています。(上写真参照)
段ボールの中身はこんな感じ↓
3.2本体外観
それでは、商品の外観について見ていきましょう。
まず特徴的なのは、バッテリーの色が「オレンジ」というところ。派手ではあるものの、上品さも感じることのできるセンスの良いオレンジ色が使われています。
次は充電器です。
ご覧のように、充電器にはmicroUSB type-B用の差込口とtype-C用の差込口が用意されています。2種類のケーブルで充電できるのはありがたいですね。
差込口は2種用意されていますが、「vemico Insta360ONEX2用バッテリーセット」に付属のケーブルはmicroUSB type-Bのみとなっています。
3.3充電中の様子
充電中は上写真のように、赤色のランプが点灯し充電が完了すると緑色のランプに変わります。
↓充電完了後の様子
3.4防水パッキン
Insta360ONEX2は防水に対応しています。よって、バッテリーのパッキンにも相応の防水性能が求められます。
実際に、純正のバッテリー(上写真参照)は青いパッキンがかなり頑丈に取り付けられていており、安心感が半端ない。
一方、vemicoのバッテリーは
ご覧のようにパッキンはあるものの輪ゴムのようなパッキンが取り付けられているだけで、固定すらされていない状態。
水気のない場所での使用は問題ないかもしれませんが、プールや雪山でvemicoのバッテリーを使うのには抵抗があります、、。
4.純正バッテリーと電池の持ちを比較
insta360ONEX2純正バッテリーと、Vemicoバッテリーのバッテリーライフを比較します。
それぞれメーカーが公式に発表しているバッテリー についてのデータは以下の通りなのですが、
純正品 | Vemico | |
公称電圧 | 3.85V | 3.85V |
充電電圧 | 4.4V | 4.4V |
バッテリー容量 | 1630mAh | 1900mAh |
公称電力量 | 6.27Wh | 7.3Wh |
この類の数値は、マッチングアプリにおける身長ぐらい参考にならないと考えています。
そこで、今回は次のような実験をすることによってバッテリーの性能を評価したいと思います。
4.1テスト内容
100%に満充電したinsta360ONEX2純正バッテリー(1個)とVemicoのバッテリー(2個)を用意し、5分ごとに50分間バッテリー残量を計測しました。
測定条件は、以下の通り。
- 5.7k 30fps
- 360度撮影モード
- 5分毎にバッテリー残量を計測
4.2結果と考察
純正バッテリーは残量100%→90%時点の粘りがハンパないことがグラフから読み取れます。
逆に開始10分以降のグラフの傾きは純正・Vemicoともに同じで、1分撮影する毎にバッテリー残量が1%低下しています。
「Vemicoバッテリーより純正バッテリーの方が10分程度長持ちする」ということで結論づけておきましょう。
5.コストメリット
「なんだ、やっぱり純正バッテリーの方がいいんじゃないか。」
そう思われた方、少々お待ちください。
確かに、バッテリー容量・パッキンのクオリティに注目してしまうと純正バッテリーの方が優れているのですが、
Vemicoも勝ち目のない戦いをするような企業ではないです。
そう、Vemicoは品質ではなく"コスト面"に勝ち筋を見出して商品を展開しているのです。
↓の「純正バッテリー vs Vemicoバッテリー」のコスト比較表をご覧ください。
純正 | Vemico | ||
バッテリー1630mAh*2 | ¥4,180*2 |
バッテリー*2
充電器込み |
¥4,280
|
充電器 | ¥6,000 | ||
合計 | ¥14,360 | 合計 | ¥4,280 |
Vemico安すぎる、、、。いや純正品が高すぎるのか。
「vemico Insta360ONEX2用バッテリーセット」と同じものを純正品で揃えようとした場合、余分に¥10,080かかってしまうという。
コスト面ではVemico圧勝ですね。
6.こんな人にオススメ
「Vemicoのバッテリーは買いなのか?」ということですが、
この問いに対し、わたしは条件付きで「買うべき」という結論を下したいと思います。
その条件とは、
・水気のあるところで使用する場合を除く
です。
やはりパッキン部が純正品と比べると心配なので、水気のあるところでの使用は控えたいです。
しかし、主な用途が晴れの日のツーリングだったり、旅行に持っていくだったりする場合は、コスト面と安全性を天秤にかけてもVemicoのバッテリーで十分だと考えます。
もちろんお金に余裕のある方は純正品を購入していただければ間違いないです。
以上で「vemico Insta360ONEX2用バッテリーセット」のレビューを終わります。
今後も気になるガジェットやQOLを上げるアイテムのレビューをやっていきます。続編をご期待ください。
記事の更新は、TwitterとInstagramで報告してますのでチェックよろしくお願いします。
それではまた。
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